【レポート】【EVENT】開設記念イベントの様子をお届けします。
まちライブラリー@My Book Station 茅野駅の「開設記念イベント」の様子をお届けします。
12月20日(日)ワークラボ八ヶ岳内のイベントスペースにおいて「蓼科・八ヶ岳にあなたの「本」の居場所をつくりませんか?」をテーマにトークイベントを行いました。
登壇したのは、まちライブラリー提唱者 礒井 純充氏、焼津市「みんなの図書館”さんかく”」館長の土肥 潤也氏、長野県松本市で印刷を行う「藤原印刷」の専務取締役の藤原 隆充氏の3名です。
礒井氏からは、まちライブラリー@My Book Station 茅野駅の運用スタイルから、まちライブラリーの成り立ち、「ブックツーリズム」についてお話がありました。
土肥氏からは、各地での本のある居場所づくり、また「本棚オーナー制度」についての今後のねらいをお話いただきました。
藤原氏からは「本」を制作する想いを伺いました。「藤原印刷」で制作した本も紹介されました。いずれもリトルプレスで、著者のこだわりに応えた本です。同じ小説を様々な紙に印刷し、手触りや厚みの違いを比べる展示も同会場で行われていました。
「本」にまつわる3名のトークセッションでは、本を通じて生まれる交流や、本づくりを通した表現など、新たな展望も語られました。
会場は満員御礼。配信を通じて全国各地からも参加いただきました。メモをとりながら熱心に聞く方もおり、質疑応答でも「本棚」を通したかかわり方について熱い議論が交わされました。イベントの終了後も、参加者らとの話は弾み「本棚」に並んだ本を借りるだけでなく「本棚オーナー会員」になる方も。”みんなで育てる本棚”の予感も感じさせました。